GSKのNucalaが慢性閉塞性肺疾患悪化をプラセボ比で21%減らしたPh3試験報告
 ・ Nucalaの承認申請の状況を短く追記しました。
Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

GlaxoSmithKline社のTRIZIVIRは、SUSTIVAと2種類または3種類のNRTI併用療法に劣る

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2004-04-29 | コメント

2004年4月28日、Bristol-Myers Squibb社は「HIV感染の初期治療において、3種類のヌクレオシド逆転写酵素阻害剤(NRTI)で構成されるGlaxoSmithKline社のTRIZIVIR (abacavir sulfate, lamivudine and zidovudine) は、非ヌクレオチド逆転写酵素阻害剤・SUSTIVAと2種類または3種類のNRTIで構成されるHIV感染治療法に劣る」という研究成果が2004年4月29日のNEJM誌に発表されたことを明らかにしました。


試験開始時のHIV-1 RNA レベルは71,434 copies/mLでした。観察期間中央値32週間時点で、TRIZIVIR投与群の21%が治療失敗(virologic failure)となりました。一方、治療薬にSUSTIVAを含む群ではそのおよそ半分の11%でした。また治療失敗までの期間もTRIZIVIRで有意に短くなっていました。

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