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Crucell社 Crucell社のタンパク質発現技術・STARの導入をGenentech社が検討中

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2005-01-10 | コメント

2005年1月7日、オランダのバイオベンチャー・Crucell社は「抗体やその他のタンパク質製剤の製造にCrucell社のタンパク質製造技術・STARを使用するかどうかをGenentech社が検討中である」ことを明らかにしました。


Genentech社が資金を提供するプログラムにおいて、Genentech社とCrucell社は共同で、STARを導入することがGenentech社の製造システムの生産性の向上に繋がるかどうかを検討しています。

今後小規模スケールでの生産性を評価して、それでSTARの有効性が確認されれば、Genentech社はSTARを非独占的に使用するライセンス契約を結ぶ可能性が高くなります。その場合、STARの初のライセンス契約となります。ChromaGenics社を2004年3月に買収したことにより、STAR技術はCrucell社のものになりました。

STARを用いると、哺乳類細胞での抗体またはタンパク質の製造で重要な安定かつ高レベルな遺伝子発現が実現できます。

STAR技術はChromaGenics社を設立したArie Otte氏によって開発されました(Nat Biotechnol. 2003 May;21(5):553-8. Epub 2003 Apr 07.)。

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