アスピリンなどのNSAIDs服用女性は非ホジキンリンパ腫の発現リスクが高い
Free!Iowa Women's Health Studyに参加した閉経後女性27000人以上を対象にした7年以上の追跡調査から「消炎鎮痛剤であるNSAIDsを服用している女性には非ホジキンリンパ腫が多い」という結果となりました。
研究成果が2003年9月20日のInternational Journal of Cancer誌に発表されています。
アスピリンを服用している女性はそうでない女性に比べて71%、アスピリン以外のNSAIDsの場合には139%非ホジキンリンパ腫になりやすいという結果となりました。
NSAIDsは大腸癌を予防するという結果が発表されていますが、今回の結果からNSAIDsは非ホジキンリンパ腫を引き起こす危険があると考えられました。
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