InterMune社 特発性肺線維症患者を対象にしたActimmuneの第3相試験を中止した
Free!2007年3月5日、InterMune社は、独立データモニタリング委員会の推奨に応じて特発性肺線維症(IPF)患者を対象にしたActimmune (interferon gamma-1b、インターフェロンγ-1b) の第3相INSPIRE臨床試験を中止したと発表しました。
死亡患者115人を含む中間解析の結果、Actimmune投与患者とプラセボ投与患者間で死亡率に有意な差が認められませんでした(14.5% vs 12.7%)。
InterMune社はActimmuneの他にpirfenidoneというIPFの治療薬を開発しています。現在pirfenidoneの第3相試験が進行中です。
また、その他のフォーカス治療薬としてC型肝炎治療薬候補・ITMN-191があります。Roche社との提携の下でITMN-191の臨床開発が進行中です。ITMN-191はプロテアーゼ阻害剤です。
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