COVID-19克服者を往来の要所に配することで経済回復に伴うリスクを縮小しうる
Free!抗体検査を必要に応じてではなく務めとして受けてもらって新型コロナウイルス感染(COVID-19)経験者を見つけ出し、感染し難くなっているであろうそれら感染克服者に人との接触が多い職に就いてもらえば感染伝播を食い止める盾(shield immunity)の効果が期待できます。
人と人との接触を制限して新たな感染を減らす取り組みにこのまま頼りっぱなしでは社会や経済が維持できません。
しかし感染克服者にあえて感染拡大の盾の役割を担ってもらえば経済活動拡大に必要な人々の交流を回復させつつCOVID-19感染伝播の害を少なくできそうです。
たとえば1,000万人の人口が最悪の経過を辿ると過程した場合、感染克服者に程々に盾の役割を担ってもらえば死亡を71,000人から58,000人に減らせそうです。感染克服者に盾の役割をより徹底的に担ってもらえば死亡数を2万人に減らすことも夢ではありません。
COVID-19流行を一発で収束させることは不可能であり、幾つかの手立てを組み合わせる必要があります。感染克服者に盾の役割を担ってもらうことはそのような手立ての一つとなりうると著者は言っています。
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