低用量アスピリンでVTE再発は防げないが重大血管イベントが減る
- 2012-11-05 - リスク因子(一週間超の寝たきり状態、大手術、ギプスを要する外傷、妊娠/産褥、経口避妊薬使用/ホルモン補充療法)を伴わない静脈血栓塞栓症(unprovoked venous thromboembolism;非誘発性VTE)を初めて発現し、抗凝固治療を完了した患者822人が参加したプラセボ対照無作為化試験(ASPIRE)の結果、低用量アスピリンは主要転帰であるVTE再発率低下と関連しなかったものの重大血管イベント低下と関連し、正味の臨床ベネフィット(VTE、心筋梗塞、脳卒中、重大出血、死亡の低下)をもたらしました。 (2 段落, 437 文字)
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