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Proacta社 低酸素状態をターゲットにした低分子プロドラッグ・PR-104の第1相試験を開始

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2006-01-25 | コメント

2006年1月24日、Proacta社は、低酸素状態をターゲットにした低分子プロドラッグ・PR-104の第1相試験を開始したと発表しました。PR-104は、化学療法や放射線療法を含む現在の癌治療の転帰を改善するようにデザインされた化合物です。


低酸素状態の腫瘍は、従来の化学療法剤や放射線療法が効き難い状態になっています。PR-104は、低酸素状態で活性化し、細胞死を引き起こす薬剤です。

この第1相試験では、Fluoro-deoxyglucose (FDG) と腫瘍の低酸素状態をターゲットにした造影剤を用いたPET画像解析により、腫瘍に対するPR-104の影響を調べます。標準的な化学療法剤とPR-104を併用したときの安全性を調べる第1相試験は2006年中ごろに始まる見込みです。

また、Proacta社は、Alta Partnersを初めとした投資家グループから合計1200万ドルのシリーズAファイナンスを受けたと発表しました。

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