ビタミンD摂取量が多く、手術を夏にした肺癌患者ほど長生きする
Free!Massachusetts General Hospital, Brigham and Women's Hospital, Dana-Farber Cancer Instituteの肺癌患者456人を対象にした調査の結果、ビタミンD摂取量が多く、手術を夏にした肺癌患者ほど長生きすると分かりました。
Harvard School of Public HealthのEdward Giovannucci等がAmerican Association for Cancer Researchで発表した研究成果です。
ビタミンD摂取量が多くて手術を夏にした患者の5年間生存率は72%、ビタミンD摂取量が少なくて冬に手術をした患者の5年生存率は僅かに29%でした。
手術の時期をずらす必要はありませんが、手術の前後でビタミンDサプリメントを服用すると効果的かもしれません。
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