頚動脈内膜切除術と冠動脈バイパス術を併用すると死亡や術後脳卒中のリスクが高まる

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2007-01-19 | コメント

1993〜2002年に頚動脈内膜切除術(CEA)または冠動脈バイパス術(CABG)でアメリカの病院に入院したおよそ658,000人のデータを評価したところ、CEAとCABGを組み合わせると入院中の死亡や術後脳卒中のリスクが高まるという結果が得られました。

1.06%の患者にCEAとCABGが実施されており、これらの患者はCABG単独治療の場合に比べて術後脳卒中や死亡のリスクが1.38倍高くなっていました(95%信頼区間、1.27〜1.50)。

この結果から、CEAとCABGを併用したときの転帰を調べる無作為化臨床試験を実施すべきと考えられました。

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