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小野薬品工業と大日本住友製薬 経口プロスタグランジンE1誘導体製剤・limaprost alfadex(リマプロスト アルファデクス)の新規適応「頚椎症」獲得を目指して提携

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2005-12-08 | コメント

2005年12月6日、小野薬品工業と大日本住友製薬は、経口プロスタグランジンE1誘導体製剤・limaprost alfadex(リマプロスト アルファデクス)の新規適応「頚椎症」獲得を目指して提携したと発表しました。


リマプロストは1988 年に「閉塞性血栓血管炎に伴う潰瘍、疼痛お
よび冷感などの虚血性諸症状の改善」を効能・効果として承認され、2001 年には「後天性の腰部脊柱管狭窄症に伴う自覚症状(下肢疼痛、下肢しびれ)および歩行能力の改善」の効能・効果が追加承認され、現在、両社それぞれ別銘柄(オパルモン®錠5μg/小野薬品工業株式会社、プロレナール®錠5μg/大日本住友製薬株式会社)で販売しています。

頚椎症は、主に経年的な頚椎の形状変化(椎間板の変性、骨こつ
棘きょくと呼ばれる骨の突出など)により、脊髄や神経根が圧迫され神経機能が障害される疾患で、その発症には圧迫された神経組織の血流低下が関与しているといわれており、四肢のしびれや痛みなどの症状が発現します。

リマプロストは、血管拡張作用と抗血小板作用を有する末梢循環障害改善剤で、頚椎症における神経組織の低下した血流を改善し、神経機能を正常化することで四肢のしびれや痛みを緩解する薬剤として期待されています。

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