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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

一卵性双生児とガン

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2002-07-25 | コメント

「一卵性双子の片方がガンであった場合、もう片方がガンになる確率は、二卵生双生児のそれに比べて4倍高い」という疫学調査の結果が発表されました。

この試験以前いもイギリスの研究者等によって、一卵性双生児とガンの発病率についての疫学調査が発表されています。その疫学調査では、閉経前の女性において、一卵性双生児の片方がガンであった場合もう片方がガンになる確率が一般人口と比べて劇的に高くなるという結果が得られています。

今回の2562人の双子を対象とした疫学調査では、一卵性双生児の片方がガンであった場合にもう片方がガンになる確率は、閉経の有無を問わず高くなるという結果が得られました。

この結果から、ガンの診断をするときにはその女性に一卵性双生児の姉妹がいるかどうかを最初に聞くべきであるとわかりました。

△Twins clue to breast cancer
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/2146414.stm

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