大豆由来のサプリメント・イソフラボンはマウスの性行動を障害する
Free!「エストロゲン様の大豆由来サプリメント・Isoflavone(イソフラボン)は女性の性行動を障害する恐れがある」ことを示すマウスでの実験結果がニューオーリンズで開催されたSociety for Neurosciencesの学会で発表されました。
雌マウスに熱を与えると、近くにいる雄マウスを交尾に仕向ける行動をし、雄マウスが近づいてくると交尾しやすいように向きを変えます。しかしヒトの血中濃度とほぼ同じ量のイソフラボンを与えると、雄を交尾に仕向ける行動がおよそ70%、交尾しやすいように向きを変える行動が40%まで低下しました。
エストロゲンの働きを阻害する作用があるタモキシフェンという乳がん治療薬もわずかながら性行動を障害することが知られています。このことから、この研究を実施したEmory Universityの研究者・Heather Patisaul等はイソフラボンもエストロゲンの働きを阻害するのではないかと考えています。
- Soy supplements cut sexual behavior in rats / NewScientist
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