BioMS Medical社 再発寛解型多発性硬化症を対象にしたMBP8298の第2相試験を開始

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2006-11-25 | コメント

2006年11月23日、BioMS Medical Corpは、再発寛解型多発性硬化症患者を対象にしたMBP8298のプラセボ対照二重盲検第2相試験を開始したと発表しました。

この第2相試験には患者215人がエンロールされる予定です。15ヶ月間の二重盲検試験の後に12ヶ月間の非盲検エクステンション試験が続きます。

この試験の目的は再発率、MRI診断、疾患進行を指標としてプラセボに比したMBP8298の有効性と安全性を証明することです。

MBP8298はミエリン塩基性タンパク質の一部に関連した17アミノ酸で構成されるペプチドです。MBP8298を投与することで、ミエリンに対する自己免疫が緩和されると期待されています。

HLAのハプロタイプがDR-2(DR2)またはDR-4(DR4)の多発性硬化症患者において、MBP8298の効果が確認されています。多発性硬化症患者のおよそ65-75%がDR-2またはDR-4のハプロタイプと推定されています。

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