リンパ節の密度でメラノーマが転移するかどうかを判断する
Free!転移するメラノーマではリンパ節が成長することが動物実験でわかっています。
2004年2月9日のBJC誌に発表された研究成果から、それは人にも当てはまる可能性があるとわかりました。
研究者等はメラノーマのサンプル中のリンパ節の密度を測定し、そのサンプルの患者のメラノーマが転移するかどうかを8年間にわたって追跡調査しました。
その結果、転移するメラノーマのリンパ節の密度は12.8+/-1.6 mm(-2)、転移しないメラノーマでは5.4+/-1.1 mm(-2)であり、リンパ節の密度で転移するかどうかがはっきりと区別できるとわかりました。
リンパ節の密度を調べることでメラノーマが転移するかどうかを早期に正確に予測できるようになるかもしれません。
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