統合失調症では中心正中核(CMN)も萎縮している
Free!統合失調症患者41人(男性32人、女性9人)と健常人60人の脳MRI画像を比較した結果から「統合失調症患者の中心正中核(CMN)は、背内側核や視床枕核と同様に萎縮している」とわかりました。
研究成果が2003年10月10日のArch Gen Psychiatry誌に発表されています。
背内側核や視床枕核が萎縮していることはこれまでのMRI試験でわかっていましたが、今回の結果から中心正中核も萎縮しているとわかりました。中心正中核は覚醒や注意等の機能に重要な役割を果たす領域です。
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