神経疾患薬開発会社Rapport社がさらに1億5千万ドルを調達
 ・ 誤字を訂正しました(聞かない→効かない)
Viking社の経口肥満薬VK2735が順調なPh1試験滑り出し〜今年後半にPh2試験開始
 ・ 2段落目の間違いを訂正しました〔同剤最高用量(40 mg)投与群8人の体重が8日間に平均で5.3%減り、、、→同剤最高用量(40 mg)投与群”7”人の体重が”28”日間に平均で5.3%減り〕。
肺を再生させる吸入薬の人への投与開始
 ・ GLP-2模倣薬の解説を追加しました。

Novartisの補体阻害剤FabhaltaでIgA腎症患者蛋白尿がプラセボより38%多く低下

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2024-04-18 | コメント

Novartisの補体経路阻害剤Fabhalta(ファブハルタ;iptacopan、イプタコパン)を経口服用したIgA腎症(IgAN)患者の蛋白尿の9か月時点低下がプラセボを38.3%上回りました。

発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)の使用がすでに承認済みの同剤のIgAN治療用途獲得のためのPh3試験APPLAUSE-IgANの結果です。

同試験にはIgAN患者518人が組み入れられています。それらのうち250人の蛋白尿の途中解析結果が今回発表されました。

125人が振り分けられたFabhalta投与群の9か月時点での24時間の蛋白尿指標(24h-UPCR)がもと(baseline)に比べて44%低下しました。プラセボ群での低下は僅か9%であり、比較解析の結果Fabhaltaの24h-UPCRはプラセボに比べて差し引きで38.3%多く低下しました。

IgANへの同剤使用は米国FDAに承認申請され、すでに受理され、優先審査されています。

Fabhaltaは経口の近位補体阻害剤であり、B因子に結合してオルタナティブ補体経路を遮断します。

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