APP社 乳癌を対象にした第3相試験結果からAbraxaneの効果を確認できた
Free!2003年9月24日、American Pharmaceutical Partners社は「Abraxane(ABI-007)はTaxolにくらべて毒性は強くなく、Taxolより癌細胞増殖抑制効果が高かった」という転移性乳癌患者460人を対象にした第3相試験結果を発表しました。
ABI-007はpaclitaxelという物質を微粒子(nanoparticle)に閉じ込めた製剤です。paclitaxelはTaxolの活性物質(active ingredient)です。
先週Abraxaneの第3相試験は終了したばかりで現在結果を解析中です。結果が非常に良いことがわかったので、解析途中であっても意義があると考え発表することにしたとのことです。
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