GSKのNucalaが慢性閉塞性肺疾患悪化をプラセボ比で21%減らしたPh3試験報告
 ・ Nucalaの承認申請の状況を短く追記しました。
Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

携帯電話が細胞に与える影響を調査するプロジェクト・REFLEXの結果

Free!
2004-12-23 | コメント

携帯電話が細胞に与える影響を調査するプロジェクト・REFLEXの結果が発表されました。


REFLEXではヨーロッパ7カ国の12研究グループが同じ実験をして、矛盾しない結果が得られるかどうかを検討しました。

プロジェクトリーダーのFranz Adlkoferは「高・低周波の電磁波放射線の影響をうける細胞があり、またこれらの電磁波は特定の遺伝子を活性化したり不活性化したりする場合がある」と結論しています。

しかしこの結論を疑問視する声も上がっています。たとえばWHOのMichael Repacholi氏は「ある研究グループでは低周波の電磁波がDNA2本鎖切断を引き起こすという結果を報告しているのに対し、他のグループでは逆の結果を発表している」という例を挙げて、到底今回の結果でなんらかの結論を引き出すことは難しいと指摘しています。

また実験方法も完全には標準化されておらず、各グループで実験方法に違いが生じていた可能性があります。

関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。