腎臓移植後の拒絶反応治療薬・BMS-224818の第2相試験結果発表
Free!Bristol-Myers Squibb社が開発中している新しいタイプの拒絶反応治療薬・BMS-224818(LEA29Y)の腎臓移植患者を対象にした6ヶ月間の第2相試験結果がAmerican Transplant Congressで発表されました。
この結果、急性拒絶反応の抑制効果に関しては、BMS-224818とcyclosporine との効果は同等でしたが、腎機能の改善についてはBMS-224818の方が勝っていました。またBMS-224818の方がcyclosporineに比べて高血圧の発現頻度が低く、コレステロール値も低く抑えられるという結果となりました。
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