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乳癌リスクの高い女性の多くがタモキシフェンの服用を途中で止めている

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2004-12-16 | コメント

乳癌のリスクがあってタモキシフェンを服用すべきと判定された女性129人を対象にした試験の結果、多くの女性が副作用を懸念してタモキシフェンの服用を拒否したり、タモキシフェンの服用を途中で止めてしまっていることが明らかとなりました。


2004年12月14日のJ Clin Oncol誌に発表された研究成果です。

2ヶ月時点で、44%がタモキシフェンの服用を拒否しました。4ヶ月時点ではこの割合は49%に上昇していました。

タモキシフェンを服用するように医師から勧められた女性はタモキシフェンを服用する傾向がありました。逆に何の情報も与えられなかった女性の多くはタモキシフェンを服用しませんでした。

この結果から、乳癌のリスクが高い女性についてはタモキシフェンの継続服用を支持するための定期的なカウンセリングが必要と考えられました。

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