VEGF-A中和剤・ラニビズマブは血管新生型(滲出型)加齢黄斑変性症の進行を抑制する
- 2006-10-05 - occult CNV(脈絡膜新生血管)またはminimally classic CNVを有する加齢黄斑変性症(AMD)患者716人を対象にして、VEGF-Aの全てのアイソフォームを中和する抗体断片・LUCENTIS(ルセンティス;ラニビズマブ、ranibizumab injection)の1ヶ月毎に1回の硝子体内注射の有効性を2年間に渡ってプラセボ(シャム注射)と比較した試験の成果が医学誌に発表されています。この試験をMARINA試験といいます。
*occult CNV:classic CNV の定義を満たしていない病変。
*minimally classic CNV:classic CNV が全ての病変部面積の50%未満の状態
*classic CNV:CNV の特徴を明瞭に示す古典的な新生血管。 (3 段落, 454 文字) - [全文を読むには有料会員登録が必要です]
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