新しい血管新生阻害タンパク質が見つかった
Free!フィブリン3とフィブリン5というタンパク質には、血管新生を阻害する作用があると分かりました。
血管新生を促進する増殖因子とフィブリン3またはフィブリン5を含むMatrigelという物質をマウス体内に移植したところ、増殖因子とコントロールを含むMatrigelを移植した場合に比べて血管の数がおよそ半分に抑制されました。
また、フィブリン3または5を発現するように加工した腫瘍細胞をマウスに移植したところ、コントロールの腫瘍細胞を移植した場合に比べて腫瘍の大きさがそれぞれ24%、45%縮小しました。
- Proteins Stop Blood-Vessel and Tumor Growth in Mice / Press Release
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