AstraZenecaの癌治療二重特異性抗体2つが今年Ph3試験に進む〜IL-12薬は脱落
 ・ 誤解を訂正しました(リベゴストミグ→リルベゴストミグ)
プラスチックを食べて増えうる細菌が患者から見つかった
 ・ 変だった表現を訂正しました(CA-UTIとVAPはどちらもプラスチック頼りの装置が使われます。→CA-UTIとVAPはどちらもプラスチック頼りの装置の使用と関連します。)
昔ながらのCAR-T治療失敗リンパ腫患者約半数52%がIL18放出CAR-Tで完全寛解
 ・ 関連ニュースを追加しました。

CD24上の1アミノ酸がアラニンからバリンに変わっている人は多発性硬化症になりやすい

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2004-01-15 | コメント

オハイオ州に住む多発性硬化症患者242人と健常人207人を対象にした調査から「免疫細胞上で発現するタンパク質・CD24の1アミノ酸がアラニンからバリンに代わる一塩基置換を2コピー持つ人(CD24v/v)は多発性硬化症に2倍なりやすい」という結果となりました。


2003年12月9日のProc Natl Acad Sci U S A誌オンラインバージョンに発表された研究成果です。

また、CD24v/vの人の50%はわずか5年目で重症度が6到達しており、病気の進行が早くなっていました。一方CD24a/vまたはCD24a/aの人が重症度6に到達する期間はそれぞれ16年と13年でした。

CD24v/vの人は末梢のT細胞上でCD24が高発現していました。

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