Bayer社とOnyx社 膵癌を対象にしたBAY 43-9006+Gemzar併用の臨床試験結果をASCOで発表
Free!2004年6月7日、Onyx Pharmaceuticals社とBayer社は膵癌患者23人を対象にしたBAY 43-9006+Gemzar併用の臨床試験結果をASCOで発表しました。
残念ながらBAY 43-9006+Gemzar併用の有効性は確認できませんでした。現在膵癌患者19人を対象にして至適用量を決める臨床試験を実施中です。この試験結果をみて膵癌の適応取得を目指した臨床試験を続行するかどうかを決めるべきと専門家は主張しています。
BAY 43-9006は膵癌以外にも様々な癌を対象にして臨床試験が進行中です。2004年6月6日には、メラノーマを対象にした第1/2相試験で癌が縮小または安定化したと報告しています。
2020-04-25|膵癌
+ 膵癌はオートファジーにMHC-Iを分解させて免疫攻撃をかわす
2020-04-20|膵癌
+ 膵炎はIL-25分泌刷子細胞を生み出す〜膵癌への進展との関連が今後調べられる
2020-02-13|膵癌
+ 口蹄疫ウイルス由来ペプチドと細胞殺傷剤の連結薬でマウスの膵癌を除去できた
2019-11-26|膵癌
+ アスパラギナーゼ入り赤血球eryaspaseで膵癌患者生存が改善したPh2b論文報告
2019-09-11|膵癌
+ ユビキチン分解プロテアーゼUSP21は癌幹細胞特徴を助長して膵癌増殖を促す
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。