膀胱癌では高確率でp53またはp21遺伝子が変異している
Free!膀胱癌患者80人を対象にした調査から「膀胱癌の83%でp53またはp21遺伝子の変異が認められる」という結果となりました。
2004年3月のJ Clin Oncol誌に発表された研究成果です。
特にp53の変異した割合が多く、ついでp21の遺伝子変異が続きました。
p53がDNAに結合するとp21というタンパク質の発現が亢進します。p21は細胞増殖に関わるタンパク質に結合して、細胞増殖を抑制します。
- Tumor Suppressor Genes Predict Bladder Cancer Future / Sciencedaily
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