痴呆の前には痩せる
Free!77歳以上の日系アメリカ人1890人を対象にした32年間のプロスペクティブ試験(Honolulu-Asia Aging Study)の結果、痴呆症状が発現する前に体重が低下すると分かりました。
2005年1月のArch Neurol誌に発表された研究成果です。
試験の結果、痴呆症状が出現するまでの2-4年間で5kg(10%)以上体重が減少すると分かりました。アルツハイマー病や脳血管痴呆でも同様の傾向が認められました。
栄養状態を良くして体重増加を防げば少なくとも痴呆の進行を抑制できるかもしれません。
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