指先から冠動脈疾患
Free!アテローム性動脈硬化は、心臓の冠動脈だけに限った症状ではなく体内のすべての血管に影響を与えます。アテローム性動脈硬化では血管内皮細胞がまず最初に劣化していきます。
冠動脈の血管内皮細胞の異常がある患者39人、正常な人55人を対象にした試験の結果、reactive hyperemia peripheral arterial tonometry (RH-PAT) という方法で指先の血管内皮細胞の異常を調べれば、非侵襲的に冠動脈の微小血管内皮細胞の異常を診断できるとわかりました。
血管造影等の侵襲的な診断をする前にRH-PATを実施すべきかもしれません。また、RH-PATを実施して早期に冠動脈疾患を同定することで、効果的な治療を早急に開始することも可能となります。
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