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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ HARMONi試験の説明の間違いを訂正しました(扁平上皮NSCLC→”非”扁平上皮NSCLC)
Veru社の肥満薬enobosarmの安全性の取り柄がPh2b試験で認められた
 ・ 誤りを訂正しました(Ph3試験enobosarm低用量、、、→enobosarm低用量、、、)

にきび患者へのAscletis社の脂肪酸合成酵素阻害薬denifanstatの中国Ph3試験成功

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2025-06-05 | コメント

Ascletis Pharma社が手掛ける中国でのPh3試験で脂肪酸合成酵素(FASN)阻害薬denifanstat(デニファンスタット)が目当てのニキビ治療効果を示しました。

denifanstat一日一回経口服用患者の3人に1人(33.2%)の病変がほぼほぼかすっかり解消しました。プラセボ群のその割合は7人に1人ほど(14.6%)でした。

Ascletis社はdenifanstatの中国での権利をSagimet Biosciences社から手に入れています。

Sagimet社は中国以外の地域で代謝失調関連脂肪肝炎(MASH)相手のdenifanstatの開発に取り組んでいます。

去年2024年1月にSagimet社はMASH相手のdenifanstatのPh2b試験の主要目標達成を発表し、去年中にPh3試験を始めるとの意向を示しました。

実際にMASH患者相手の同剤のPh3試験は去年4Qにとりあえず始まりました。しかし投与には至っていないらしく、試験を進めるのに必要な資金が集まるまでお預けとすると同社は先月5月初めに発表しています。

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