Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)

世界16か国で最近2か月間にいつになく認められたサル痘患者528人の様子

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2022-07-24 | コメント

今年4月27日から6月24日までの2か月間に世界16か国でいつになく認められたサル痘ウイルス感染患者528人の様子が報告されました。

ほぼ全員98%が同性愛か両性愛の男性で、殆ど75%は白人で、半数近い41%はHIVにも感染していました。

年齢中央値は38歳で、感染のほぼ全て95%はどうやら性交渉によってもたらされたようです。

ほぼ全員95%は発疹で受診し、73%は肛門や性器に病変があり、41%は粘膜病変を有していました。

発疹に先立つ全身症状で最も多かったのは発熱で5人に3人(62%)に認められ、次いで倦怠、筋肉痛、頭痛がそれぞれ5人に2人(41%)、3人に1人(31%)、4人に1人(27%)ほどに認められました。リンパ節の腫れも多く56%に認められました。

淋病、クラミジア、梅毒などの性感染症(STI)は検査した377人中109人(29%)に認められました。

調べた32人中29人の精液からサル痘ウイルスDNAが検出されました。

20人に1人(5%)がCidofovir等の抗ウイルス治療を受け、70人(13%)は入院しました。

死んだ患者はいません。

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