Keryx社 2型糖尿病性ネフロパチー患者を対象にしたKRX-101 (sulodexide gelcaps) の第2相試験の最終結果を発表
Free!2005年11月11日、Keryx Biopharmaceuticals社は、微量アルブミン尿の持続が認められる2型糖尿病性ネフロパチー患者を対象にしたKRX-101 (sulodexide gelcaps) の第2相試験の最終結果を発表しました。
ベースラインと比較して投与6ヶ月時点で微量アルブミン尿が25%以上低下した場合、またはアルブミン/クレアチニン比(ACR)が50%以上低下した場合を“治療成功”と定義しました。
試験の結果、KRX-101 200mg投与群(低用量群)での治療成功率は33%、プラセボでは11%でした(P=.045)。しかしながら、高用量(KRX-101 400mg)群の方が治療成功率は低く、低用量と高用量投与群を合わせた時の治療成功率は25%に低下しました(P=0.136 )。
現在KRX-101の第3相試験が進行中です。
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