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Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

Keryx社 2型糖尿病性ネフロパチー患者を対象にしたKRX-101 (sulodexide gelcaps) の第2相試験の最終結果を発表

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2005-11-15 | コメント

2005年11月11日、Keryx Biopharmaceuticals社は、微量アルブミン尿の持続が認められる2型糖尿病性ネフロパチー患者を対象にしたKRX-101 (sulodexide gelcaps) の第2相試験の最終結果を発表しました。


ベースラインと比較して投与6ヶ月時点で微量アルブミン尿が25%以上低下した場合、またはアルブミン/クレアチニン比(ACR)が50%以上低下した場合を“治療成功”と定義しました。

試験の結果、KRX-101 200mg投与群(低用量群)での治療成功率は33%、プラセボでは11%でした(P=.045)。しかしながら、高用量(KRX-101 400mg)群の方が治療成功率は低く、低用量と高用量投与群を合わせた時の治療成功率は25%に低下しました(P=0.136 )。

現在KRX-101の第3相試験が進行中です。

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