消炎鎮痛剤・NSAIDにはバレット食道が食道癌に進展するのを防ぐ作用がある
Free!食道癌の前駆症状・バレット食道の350人を65.5ヶ月追跡調査した結果、消炎鎮痛剤・NSAIDにはバレット食道が食道癌に進展するのを防ぐ作用があると考えられました。
NSAID未使用患者、NSAIDを過去に服用していた患者、NSAIDを服用している患者の食道癌の5年間の累積発現数はそれぞれ14.3%、9.7%、6.6%であり、NSAIDを服用しているバレット食道患者は食道癌になりにくいと考えられました。
2005年11月8日のLancet Oncology誌オンラインバージョンに発表された研究成果です。
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