GSKのNucalaが慢性閉塞性肺疾患悪化をプラセボ比で21%減らしたPh3試験報告
 ・ Nucalaの承認申請の状況を短く追記しました。
Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

Par社 ondansetron hydrochloride(オンダンセトロン)口腔内崩壊錠のFDA医薬品簡略承認申請に対してアメリカFDAから最終的な承認を取得

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2005-11-22 | コメント

2005年11月21日、Par Pharmaceutical社は、ondansetron hydrochloride(オンダンセトロン)口腔内崩壊錠のFDA医薬品簡略承認申請に対してアメリカFDAから最終的な承認を取得したと発表しました。


この薬剤はGlaxoSmithKline社のZofran ODTの最初のジェネリックとなるため、Par社傘下のKali Laboratories社は180日間の独占販売の権利を得ました。

オンダンセトロン口腔内崩壊錠は化学療法に伴う悪心嘔吐、放射線療法に伴う悪心嘔吐、手術後の悪心嘔吐に対して使用されます。

アメリカでのZofran ODTの年間売り上げはおよそ2億2500万ドルです。

Par社は現在Zofran ODTのパテントの有効性をめぐってGlaxoSmithKline社と裁判中です。Zofran ODTのパテントは2006年12月に消失すると考えられており、Par社は2006年12月までにZofran ODTのジェネリック発売を目指します。

Par社はZofran ODTのジェネリックのアメリカでの販売をPLIVA社にライセンスしています。

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