三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

米国小児の睡眠補助成分メラトニン使用がかなり増えているらしい

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2023-11-27 | コメント

処方無しで買える睡眠補助成分メラトニンを使う米国小児がかなり増えているようです。

19歳以下の子が先立つ30日間にメラトニンを使ったと答えた親の割合は2017-2018年の調査では1.3%でした。その割合は就学前の小児と就学年齢の小児に区切った解析でも殆ど同じで、2-5歳、6-11歳、12-19歳の子の先立つ30日間のメラトニン使用率はそれぞれ1.4%、1.3%、1.5%でした。

新たに発表されたのは今年2023年1月から4月に得た情報の検討結果です。14歳未満の子993人の親からの回答が解析され、就学以降(5-9歳と10-13歳)の小児は実に5人に1人ほどの約19%が先立つ30日間にメラトニンを使ったことがありました。就学前の小児のその割合は5.6%でした。

メラトニンの使用間隔は主に2通りで、もっぱら1週間に1回か毎日使うかのどちらかでした。

今年4月に発表された別の報告によるとメラトニン製品の表示は鵜呑みにはできないようです。調べた25製品の殆ど(22製品)のメラトニン含有量は表示とは異なっていることが多く、例えばSleep Supportという商品からメラトニンは検出されず、方やSleep Plus Immuneには表示を3.5倍ほども上回るメラトニンが含まれていました。

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