Novartisの抗BAFF抗体ianalumabで血小板減少性紫斑病患者が1年超無事生存
 ・ 誤記を訂正しました(eltoprazine→eltrombopag)。
Novartis社の補体B因子阻害薬FabhaltaがC3糸球体症に効いたPh3試験論文報告
 ・ 誤解を訂正しました(今夏7月に米国で承認、、、→今春3月に米国で承認、、、)
抗IgE抗体がずっと作られるようにするワクチンを開発
 ・ 関連ニュースを追加しました。

Bayer社 複雑性腹腔内感染症(complicated intra-abdominal infections)の治療薬として抗生物質・Avelox(moxifloxacin HCl)がアメリカFDAに承認された

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2005-12-01 | コメント

2005年11月30日、Bayer社は、複雑性腹腔内感染症(complicated intra-abdominal infections)の治療薬として抗生物質・Avelox(moxifloxacin HCl)がアメリカFDAに承認されたと発表しました。


現在アメリカではSchering-Plough社がAveloxを販売しています。

Bayer社は、複雑性腹腔内感染症の適応追加をヨーロッパにも近日中に申請する予定です。

2004年のAveloxの売り上げは3億1800万ユーロでした。Bayer社で8番目に大きな売り上げを誇る薬剤です。

複雑性腹腔内感染症は、腹部の病気、外傷、手術などで消化管のバクテリアが周囲組織にリークしてしまうことが原因で起きる病気です。アメリカで毎年およそ350万人が複雑性腹腔内感染症を発現しており、虫垂炎からの2次的な感染として発現する場合が多くなっています。

Aveloxは既に様々な感染症の治療薬として承認されています。

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