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Protherics社 敗血症治療薬・CytoFabの全世界での開発・販売でAstraZeneca社と提携

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2005-12-09 | コメント

2005年12月8日、救急医療と癌治療を専門とする生物医薬品会社・Protherics社は、敗血症治療薬・CytoFabの全世界での開発・販売でAstraZeneca社と提携したと発表しました。


現在、重症の敗血症患者を対象にしたCytoFabの第3相試験に向けて準備をしています。この第3相試験は、第2相試験終了後のFDAのガイダンスに沿って実施される予定です。第2相試験では、CytoFab投与患者で生存率が延長する傾向が認められました。

CytoFabは抗TNF-αポリクローナル抗体断片製剤です。

この提携はProtherics社にとって、ロイヤリティーを除いておよそ1億9500万ポンドの価値があります。また、AstraZeneca社はProtherics社に対して750万ポンド分の株式投資をします。この株式投資によってAstraZeneca社はProtherics社の4.3%の株式を保有することになります。

発売後には20%のロイヤリティーを得ることができます。

今後はAstraZeneca社がCytoFabの開発を担当し、Protherics社は主にCytoFabの製造を担当します。

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