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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。
英国がGSKの骨髄腫薬Blenrepを承認【追記しました】
 ・ Blenrepのこれまでの経緯を追記しました。

脳脊髄液の解析でアルツハイマー病の特徴と関連する蛋白質連携一揃いを同定

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2024-07-01 | コメント

アルツハイマー病患者160人と健康な140人の脳脊髄液(CSF)中の4,500超の蛋白質の遺伝子産物の解析により生理指標のAβやタウ、認知機能障害、APOE ε4遺伝子特徴などのアルツハイマー病の様子と関連する蛋白質の繋がりが同定されました。

ADHD(注意欠如・多動症)薬atomoxetine(アトモキセチン)でアルツハイマー病患者のCSFのタウが減ることや脳代謝機能が向上することがPh2試験で示されています。しかし残念ながら認知機能への効果は認められませんでした。

今回の新たな研究でそのPh2試験被験者のCSF検体を解析したところ、今回の研究で同定されたM20という名称の蛋白質連携がアトモキセチン治療で減じていました。M20蛋白質連携のアトモキセチンに応じた変化と治療効果の関連を今後の試験で調べる必要があると著者は言っています。

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