Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。
英国がGSKの骨髄腫薬Blenrepを承認【追記しました】
 ・ Blenrepのこれまでの経緯を追記しました。

Keytrudaと化学放射線療法による子宮頸癌初治療の生存改善効果がPh3試験で確立

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2024-09-17 | コメント

子宮頸癌の最初の治療でのMerck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab)と化学放射線療法(CRT)の併用の全生存(OS)改善効果がPh3試験KEYNOTE-A18で認められました。

試験では先立つ根治治療がまだでリンパ節陽性の病期IB2-IIBかリンパ節が陽性か陰性の病期III-IVAの局所進行子宮頸癌患者を募り、まずCRTと共にKeytrudaを投与して次にKeytrudaを投与する治療の死亡率がCRTのみの群に比べて率にして33%低くて済みました。3年間の全生存(OS)率はそれぞれ83%と75%でした。

被験者をや量年齢、人種、体調、照射の種類、病期でそれぞれ2つに区切ったOSの比較では半分のいずれか一方の95%信頼区間が1をまたいでいました。たとえば病期III-IVAの被験者のKeytruda+CRT治療とCRTのみのOSの比較の95%信頼区間は0.43-0.76で1をまたいでいませんが、病期IB2-IIBの被験者でのOS比較の95%信頼区間は1をまたぐ0.62-1.16でした。

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