Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。
英国がGSKの骨髄腫薬Blenrepを承認【追記しました】
 ・ Blenrepのこれまでの経緯を追記しました。

リンパ節転移陰性も含む初期乳癌患者へのNovartisのKisqali術後投与を米国承認

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2024-09-18 | コメント

リンパ節転移なし(node-negative、N0)を含む病期2か3のHR+/HER2-初期乳癌患者の手術後にアロマターゼ阻害剤と共にNovartisのCDK4/6阻害剤Kisqali(キスカリ;ribociclib)を投与することを米国FDAが承認しました。

Eli Lillyの同じ類いの薬Verzenio(ベージニオ;abemaciclib)の初期乳癌術後投与の用途はリンパ節転移あり(node-positive)であることが条件となっています。

最近発表された乳癌患者へのKisqali術後投与Ph3試験NATALEEでのN0患者の4年間の浸潤癌なし生存(iDFS)率は同剤+内分泌治療(ET)投与群92%、ETのみの群は87%であり、そのハザード比の95%信頼区間は1を跨ぐ0.397-1.118でした。FDAはその結果に目をつぶったのかN0患者へのKisqali術後投与も今回認めました。

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