Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。
英国がGSKの骨髄腫薬Blenrepを承認【追記しました】
 ・ Blenrepのこれまでの経緯を追記しました。

5型コラーゲンが奮わない腎損傷にインテグリンαvβ3阻害薬cilengitideが有効

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2025-04-11 | コメント

線維芽細胞の5型コラーゲンCol5a1を省いたマウスの腎臓は損傷でより線維化し、線維化を促進することが知られるインテグリンαvβ3が腎臓線維芽細胞で増えていました。

そうであるならαvβ3は狙い目と考えられ、はたしてαvβ3伝達阻害薬cilengitide(シレンギチド)はCol5a1欠損マウスの損傷後の腎臓を助けました。

損傷後のCol5a1発現が少ないマウスはより多いマウスに比べて腎機能がより悪化しやすいことも示されました。

また、末梢血単核球(PBMC)のCol5a1発現を頼りにcilengitideが損傷腎臓の助けになるかどうかを判定しうることもマウスでの検討で示されました。腎損傷後のPBMCのCol5a1発現が少なかったマウスの損傷腎臓はcilengitideで助かり、多かったマウスの腎機能は同剤で改善しませんでした。

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