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Locus社 キナーゼ阻害剤の開発でEli Lilly社と提携

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2006-02-01 | コメント

2006年1月31日、Locus Pharmaceuticals社は、キナーゼ阻害剤の開発でEli Lilly社と提携したと発表しました。


Lorus社は、コンピューター技術を用いて、Eli Lilly社が選択したタンパク質キナーゼに対する低分子化合物をデザインしていきます。金銭やその他の取引内容は公表されていません。

Locus社はタンパク質断片をベースにし、コンピューター解析によって薬剤をデザインする技術を保有しています。

タンパク質結晶構造からスタートし、4万分子のフラグメントのin silico収集と世界最大規模のスーパーコンピューターにより、Locus社はタンパク質ターゲット中の最適なリガンド結合サイトを割り出し、これらのサイトに対する分子フラグメントの結合能を算出します。このフラグメントは、結合能が正確に予想された薬剤候補化合物へとコンピューターを用いて組み立てられます。この他に、Locus社は、長期間のタンパク質の挙動を調べ、適切なADMET特性をデザインする技術を保有しています。これらの技術を用いて作成された薬剤候補化合物ライブラリーは、規模と多様性の面で他のスクリーニングライブラリーを凌駕しています。

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