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OccuLogix社 乾燥型加齢黄斑変性症を対象にした第3相試験(MIRA-1)でRHEO Systemの有効性が確認できなかった

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2006-02-04 | コメント

2006年2月3日、OccuLogix社は、乾燥型加齢黄斑変性症を対象にした第3相試験(MIRA-1)でRHEO Systemの有効性が確認できなかったと発表しました。この残念な発表によりOccuLogix社の株価は73%下落して3.45ドルになりました。


試験の結果、RHEO Systemとプラセボで有意差がつきませんでした。

全体では有意差が得られませんでしたが、RHEO Systemに効果を示すサブグループが存在していたとのことです。OccuLogix社は今後データを更に詳しく解析していきます。

RHEOシステムは血漿交換システムです。RHEOシステムを通過した血液は目の毛細血管が流れやすくなると考えられます。血液が流れやすくなることで黄斑の老廃物が取除かれ、酸素と栄養が行き渡るようになると考えられています。

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