Gilead社 経口のHIVインテグレース阻害剤・GS 9137(JTK-303)のプラセボ対照二重盲検第1/2相試験で良好な結果が得られた
Free!2006年2月9日、Gilead Sciences社は、HIV感染患者を対象にした経口のHIVインテグレース阻害剤・GS 9137(JTK-303)のプラセボ対照二重盲検第1/2相試験で良好な結果が得られたと発表しました。
インテグレース阻害剤は、ウイルスがヒト細胞の遺伝物質と統合することを阻害してHIVの複製を抑制します。
試験の結果、GS 9137は、単剤またはritonavir(リトナビル)との併用で、HIVウイルスレベルをプラセボに比べて有意に低下させることが確認されました。
Gilead社は近日中に第2相試験を開始するとのことです。
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