GSKのNucalaが慢性閉塞性肺疾患悪化をプラセボ比で21%減らしたPh3試験報告
 ・ Nucalaの承認申請の状況を短く追記しました。
Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

【NEJM】2006年2月23日のNEJM誌Original Articleのサマリー

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2006-02-23 | コメント

2006年2月23日のNEJM誌Original Articleのサマリーです。


Glucosamine, Chondroitin Sulfate, and the Two in Combination for Painful Knee Osteoarthritis



グルコサミンとコンドロイチン、単独であろうと組み合わせようと、膝の変形性関節症の痛み緩和効果はプラセボと差はない。つまり、効かない。ただし、中等度から重度の痛みを有する患者では、グルコサミンとコンドロイチンの併用がプラセボよりも有意に痛みを緩和した。



Adjuvant Docetaxel or Vinorelbine with or without Trastuzumab for Breast Cancer



HER2陽性の初期乳癌の女性を対象にして、アジュバントとしてのドセタキセルとビノレルビンの有効性を比較。ドセタキセルの方が無再発生存期間が優れていた。また、ドセタキセルとビノレルビンにハーセプチン(trastuzumab)を短期間併用することも有効であった。



Denosumab in Postmenopausal Women with Low Bone Mineral Density



骨ミネラル密度が低い閉経後女性を対象にしたこの試験で、RANKLを阻害するモノクローナル抗体・denosumabは、アレンドロネートと同様に骨密度を上昇させ、骨吸収を抑制することが示された。



A Placebo-Controlled Trial of Itopride in Functional Dyspepsia



機能性消化不良患者を対象にしたこの第2相試験で、アセチルコリンエステラーゼ阻害作用も併せ持つD2受容体アンタゴニスト・イトプリドは、消化不良の症状をプラセボよりも有意に改善することが示された。

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