GSKのNucalaが慢性閉塞性肺疾患悪化をプラセボ比で21%減らしたPh3試験報告
 ・ Nucalaの承認申請の状況を短く追記しました。
Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

高齢になると双子が多くなるのは卵胞刺激ホルモンのレベルが上昇するから

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2006-02-24 | コメント

高齢の女性からは双子が生まれやすいことが知られています。


新たな研究の結果から、体内のホルモンレベルの上昇が高齢の女性で双子が多い理由の一つと考えられました。

男性の不妊または原因不明の不妊で子宮腔内授精を行った24-41歳の女性507人のデータを解析したところ、1回の月経で複数の卵胞発達・排卵が起きる女性は、卵胞が1つしかできない女性に比べてより高齢でよりFSH(卵胞刺激ホルモン)のレベルが高いという結果となりました。

また、1回の月経で複数の卵胞発達・排卵が起きる女性の数は年齢と共に上昇していきました

女性の月経の卵胞期にFSHと黄体形成ホルモンが下垂体から分泌されて血流に乗って卵巣に到着し、15-20個の卵母細胞を刺激して卵胞形成を促します。通常はその中で成熟・排卵されるのは1つだけです。しかし複数の卵胞ができて排卵されると双子等が生じます。

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