ZLB Behring社 Vivaglobin (皮下注射免疫グロブリン) の第3相試験結果をAmerican Academy of Allergy, Asthma & Immunology (AAAAI) の年次総会で発表
Free!2006年3月6日、ZLB Behring社は、Vivaglobin (皮下注射免疫グロブリン) の第3相試験結果をAmerican Academy of Allergy, Asthma & Immunology (AAAAI) の年次総会で発表したことを明らかにしました。
この第3相試験において、原発性免疫不全患者65人は12週間毎にVivaglobinを家庭で1年間自己注射しました。1人あたりの1年間の細菌感染頻度は0.04%でした。全ての感染症の発現件数は4.4回/年/人でした。
この試験でQOL評価の対象になった患者は、全般的な健康が改善したと報告する割合が上昇していました。また、静注よりも皮下注の方が良いと回答する人も増えていました。
Vivaglobinは、アメリカFDAが承認した初の皮下注射免疫グロブリン製剤です。医師の管理の下で、患者が安全性に自己注射することが出来ます。
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