Schering-Plough社 HIV感染患者を対象にしたvicrivirocの第2相試験・ACTGで5人の患者に癌が認められた
Free!2006年3月3日、Schering-Plough社は、HIV感染患者118人を対象にしたCCR5受容体アンタゴニスト・vicrivirocの第2相試験・ACTGで5人の患者に癌が認められたと発表しました。
この試験に参加したHIV患者は大量の治療を受けており、CD4細胞数が低値を示していました。
5人のうち4人はリンパ腫で残り一例は胃癌でした。
今回、これらの癌とvicrivirocの因果関係は確立することが出来ず、この第2相試験・ACTGは続行されます。
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