Avicena Group パーキンソン病を対象にした高純度クレアチン・PD-02の無益性第2相試験で良好な結果が得られた
Free!2006年3月14日、Avicena Groupは、パーキンソン病を対象にした高純度クレアチン・PD-02と抗生物質・ミノサイクリン(minocycline)の第2相無益性試験の結果がNeurology誌に掲載されたと発表しました(2006年3月6日BioToday参照)。
この無益性試験の結果、PD-02、ミノサイクリン共に無益として排除されないと考えられ、パーキンソン病の長期的な症状進行を改善する作用があるかどうかを第3相試験で検討すべきと分かりました。
前臨床試験において、PD-02はドパミン細胞を含む神経の保護作用を有することが確認されています。
今回の第2相試験結果を受けて、Avicena GroupはPD-02の第3相試験開始を検討しています。
パーキンソン病以外に、ALS、ハンチントン病を対象にしたPD-02の第3相試験、第2相試験がそれぞれ進行中です。
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