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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
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バイエル薬品 販売中のアレルギー性鼻炎治療剤「バイナス錠」(Baynas、一般名:ラマトロバン)の日本国内での販売権を日本新薬株式会社に譲渡

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2006-04-25 | コメント

2006年4月20日、バイエル薬品は、販売中のアレルギー性鼻炎治療剤「バイナス錠」(Baynas、一般名:ラマトロバン)の日本国内での販売権を日本新薬株式会社に譲渡することで合意したと発表しました。

バイナス錠は、アレルギー性鼻炎の原因となるプロスタグランジンD2とトロンボキサンA2の受容体を拮抗阻害する医薬品で、2000年5月にバイエル薬品により新発売され、昨年の売上は30億円(薬価ベース)でした。

バイエル薬品は、その強みである CVRM製品に事業戦力を集中して業務のさらなる効率化を図りつつ、新製品の発売に備えます。

日本新薬は、重点領域の一つである炎症・アレルギー領域の品揃えを強化し、耳鼻科、内科におけるアレルギー性鼻炎関連製品の売上拡大と活動効率向上を図ります。

日本新薬は、アレルギー性疾患治療剤として抗ヒスタミン剤のリボスチン点眼剤・点鼻剤を販売していますが、今回、経口抗アレルギー剤であるバイナス錠を加えることにより、アレルギー性鼻炎の様々な症状に対応可能となります。将来的には、現在、第V相試験を実施中のステロイド点鼻剤もラインアップに加え、今後、この領域での学術宣伝活動をさらに強化していきます。

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