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ConjuChem社 死亡者がでたためHIVリポジストロフィーを対象にしたDAC:GRFの臨床プログラムを中断

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2006-07-16 | コメント

2006年7月14日、ConjuChem Biotechnologies Incは、アルゼンチンの臨床試験サイトで被験者の1人が死亡したため、HIVリポジストロフィーを対象にしたDAC:GRFの第2相試験のさらなる投薬を中止し、HIVリポジストロフィーを対象にしたDAC:GRFのプログラムの臨床開発を中断したと発表しました。

死亡理由と死亡と薬剤の関連が現在調査されています。

GRFは成長ホルモン放出ホルモン(growth hormone releasing factor)です。生体では、GRFはGHを脈動的に放出させる作用があります。DAC:GRFは、体内でアルブミンと結合するように化学的に修飾したGRFです。この化学修飾を施すことで、GRFの半減期を大幅に延長させることができます。

今回のニュースを受けてConjuChem社の株価は1.98ドルから1.41ドルに下落しました。

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