三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

TeGenero AG社のTGN 1412で重篤な有害事象を被った男性の1人に癌の初期兆候が認められている

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2006-08-08 | コメント

TeGenero AG社の抗CD28モノクローナル抗体・TGN 1412の第1相試験で重篤な有害事象を被った6人の男性の1人・David Oakley氏に癌の初期兆候が認められているようです。この男性は、TeGenero社から委託されて英国でこの第1相試験を実施したParexel(パレクセル)社に補償を求めています。

Oakley氏は医師からリンパ癌の初期兆候が認められると告げられています。癌だけでなく、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、筋痛性脳脊髄炎、リウマチ、その他の疾患のリスクもあるとのことです。

Oakley氏は、妻・Katrina(29歳)との結婚式の費用を稼ぐため、TGN 1412の第1相試験に参加しました。この試験に参加することで、Oakley氏は2000ポンドを受け取りました。

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